子育てをしていると、
「どこまで甘やかしていいのか」
「これは厳しく言った方がいいのか」
そんな悩みに何度もぶつかります。
僕自身、子どもが生まれてからずっとこのテーマに向き合ってきました。
ただひとつだけ、揺らがなかった軸があります。
“安全に関することだけは、絶対に甘くしない”
この考え方にたどり着いてから、育児が少しラクになりました。
■ 普段は寄り添い気味。でも安全だけは厳しく
結論からいうと、僕は育児のスタンスを次のように決めています。
- 普段はできるだけ優しく寄り添う
- ケガや命に関わることだけは、強めに注意する
この2つをはっきり分けることで、
「叱るべき場面」と「見守るだけでいい場面」が自分の中で整理され、
子どもへの接し方がブレなくなりました。
■ 甘やかしすぎ?厳しすぎ?迷い続けた時期
正直に言うと、僕はどちらかというと“甘くなりやすいタイプ”です。
仕事から帰ると疲れもあり、
つい「まあいいか」と許してしまうことも多かった。
反対に、妻から「そこは注意した方がいいよ」と言われて悩んだり、
叱ったあとに「言いすぎたかな…」と落ち込む日も何度もありました。
どこまでが甘やかしで、どこからが厳しさなのか。
正解が見えなくて、ずっとモヤモヤしていました。
■ 転機:道路に飛び出しそうになったあの日
今でも忘れられない場面があります。
公園で遊んでいたとき、
子どもが笑いながら全力で走り、そのまま道路に飛び出しそうになった瞬間。
その時ばかりは、本気で声を荒げてしまいました。
普段はめったに強く言わない僕でも、あの瞬間だけは身体が勝手に動いた。
あとになって気づいたのは、
「危険に関することだけは、迷わず厳しくしていい」
というシンプルな答えでした。
それ以来、僕の中でルールがはっきりしました。
- 安全に関わらないこと → できる限り優しく寄り添う
- 安全に関わること → しっかり伝える(時には強めでもOK)
この基準を持つだけで、育児中の迷いが大幅に減りました。
■ 気づいたこと:甘やかす=悪ではない
子育てをしていると「甘やかしすぎはダメ」という言葉をよく聞きます。
でも僕は、次のように考えるようになりました。
- 甘やかすことは 愛情のひとつの形
- 厳しさは 子どもを守るための表現
- 親にブレない軸があると、子どもも安心する
そして何より、
「危険だけは厳しく」 を徹底すると、無駄に叱る必要がなくなる。
結果として、
以前より子どもとの関係が柔らかくなり、
僕自身の育児ストレスも減ったと感じています。
子どもの寝かしつけが終わったあとの時間は、ようやく自分に戻れる大切なひとときです。
子育てと仕事を両立する中でも、
「自分の成長につながる時間」を少しずつ作るようにしてきました。
その結果、僕はクラウドワークスで副業に挑戦し、
1週間で実績6件を積むことができました。
育児と副業を両立した具体的な体験談は、こちらの記事にまとめています。
僕自身、その時間の使い方で翌日の気持ちの余裕が大きく変わりました。
そんな パパ目線のリアルなナイトルーティン をまとめた記事もありますので、
よければこちらもあわせてご覧ください。
■ まとめ:自分だけの育児軸があるとラクになる
甘やかすか、厳しくするか——
どの親も一度は悩むテーマだと思います。
でも、僕はひとつの基準を見つけたことで心が軽くなりました。
それは、
「安全だけは絶対に甘くしない」
という、とてもシンプルな軸です。
もし同じように悩んでいるパパ・ママがいたら、
ぜひ“自分だけの育児軸”をひとつ持ってみてほしい。
たったそれだけで、毎日の子育てが少しラクになるかもしれません。


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